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藤野
アート
スフィア
1999

1. ファジノート
日時:1999年6月~2000年3月
会場:藤野町
内容:「ファジノート(芸術通信)」を発行し、藤野町のメッセージ事業などの活動を町内外へPRする。
「ファジノート(芸術通信)」発行/「藤野アート・スフィア1999ガイドブック」発行
主催:ファジノート編集局(代表:設楽清和)



2. 日影原クラインガルデン 第3回ハーブ祭り
日時:6月20日(日)
会場:日影原クラインガルデン(奥牧野地区)
内容:ハーブの育成から利用まで、日頃の活動成果を発表。ハーブを通じた人との交流促進、ハーブを通じたまちおこしを趣旨に事業を開催。
フレッシュハーブティーの無料サービス/ラベンダーなどの花摘み取り/ハーブの苗、ハーブ商品の販売/ハーブを使った手づくりパン、クッキー、ドーナッツなどの販売
主催:日影原クラインガルデン研究会ハーブ部(代表:斉藤英子)



3. 第3回国際アートシンポジウム(Field Work in Fujino 20000)
日時:8月1日(日)~10月11日(月)
会場:県立藤野芸術の家、吉野イベントパーク、芝田キャンプ場、相模湖トリムセンター、藤野町各所の自然空間
内容:国内外から彫刻家を招聘し、交流を図りながら藤野町の自然空間、環境に独自の観点からアプローチした創作活動を展開。

①フィールドワークプロジェクト(創作・発表)
藤野町の自然空間および環境に独自の観点からアプローチした創作活動/制作活動の公開とシンポジウムの開催/作品設置と内容紹介活動
②住民との交流活動
会場案内と広報活動(車による案内、ホームページの開設、ポスター・看板・説明書など、町広報誌による広報活動)
アーティストトークの開催(テーマ「アーティスト・イン・レジデンス -国際交流の意味と可能性-」)
③賛助出品作家(自主参加と運営協力)の作品制作および展示
ボランティアの協力と交流会
主催:フィールドワークイン藤野実行委員会(代表:中瀬康志)



4. 北相模大石神社奉納 人形净瑠璃 第7回公演
日時:8月28日(土)
会場:大石神社(篠原地区)
内容:「竹本緑大夫兄さんを偲んで」 第5回公演の熱演をふり返る。
「伊賀越道中双六 沼津の段」「奉納 神社まるごと三番り」
【出演】
竹本津駒大夫/吉田清之助/吉田勘緑/竹沢宗介/吉田玉佳/吉田勘市/桐竹一輔/桐竹紋若/野沢喜一朗/桐竹紋秀/吉田玉勢/吉田義紫郎/吉田昇六/鶴沢清志郎/吉田异市/吉田玉翔/篠原のみなさん
【スタッフ】
篠原消防団(設営・運営)/吉沢俊夫(舞台監督)/恒松徹也・久我敬一郎(舞台装置)/丸山一男(舞台大道具)/ハ木橋貴之(舞台美術)/篠部純・大野哲生(照明)/上野勝郎・央野潤司・竹鳴浩二(音響)/佐藤純(デザイン)/河原久雄(写真)/上野八重子(宣伝)/藤野舞台を創る会
主催:藤野舞台を創る会(木偶舎)(代表:吉田勘緑)



5. 彫刻家・書家・音楽家によるライブパフォーマンス「Jump in ! forum」
日時:9月12日(日)
会場:県立藤野芸術の家
内容:小中学生を対象とした無料ワークショップの開催/彫刻とカリグラフィー(書)による自然へのメッセージ展
観客の中央で、彫刻家と書家が各々作品をライブで制作し、 音楽家が即興で演奏を行った。さらに別の彫刻家が音楽に合わせて舞踏を披露。
志村雅芳(書家)/スティーブンプール (木工彫刻家)/遠藤拓巳(音楽家)/堀并健次郎(鉄彫刻家・舞踏)
主催:Jump in ! フォーラム(代表:志村雅芳)



6. 無形の家企画「癒しと再生のスピリット」
日時:8月8日(日)~12月10日(金)
会場:無形の家、吉野イベントパーク、江原道キャンプ場
内容:アメリカ先住民に学ぶ神話的時間「地球回帰プログラム」/アフリカンジャンベ&ダンスワークショップ/長野修平ネイチャークラフト展&ワークショップ/自分という自然に出会うヒーリング・プログラム
主催:無形の家(代表:柳田龍樹)



7. between #3
日時:9月23日(祝)
会場:藤野町牧野地区(藤野芸術の家入口、劇団はてな横、森アトリエ)
内容:牧野地区の3ヶ所に、日干しレンガでドーム状の構造物をつくり、展示期間中に参加者を募ってスケッチを行う「ゆっくり歩こうワークショップ」を開催(10/31)。展示前、展示中に森氏がスケッチした風景の素描を芸術の家で展示。
「between#3 森哲弥素描展」(10/13〜16)
野外彫刻展「between」 は、これから変化してゆくであろう藤野の風景について、造形活動を通じて考えている。造形の構造と自然の成り立ちを同じレベルで捉え、この場がしっかりとしてゆるやかな動勢を形にし、「造る」ことを通じて自然素材と形態、そして人の行為が風景の断片として循環してゆくことを願っている。
主催:between #3(代表:森哲弥)



8. 村上正江デッサン展
日時:10月2日(土)~10月11日(日)
会場:県立藤野芸術の家 音のプロムナード
内容:近作の鉛筆デッサン作品10点の展示。彫刻の原点であるデッサンはそれ自体ですでにひとつの芸術作品となりうることを皆さんに理解してもらうため、 作品を展示した。同時にモノクロの世界の美こそ真の内面が表出することを示したかった。
主催:村上正江



9. FUJINO映像TRIP '99
日時:9月23日(木)~9月25日(土)
会場:神奈川県立芸術の家
内容:藤野町で映像作品を通じたつくり手と観客の交流の場をつくることを趣旨に、普段あまり見ることのできない若手映像作家の映像作品を上映。

【参加映像作家及び作品】
① 「脳の休日」監督・脚本:三戸ひねき
② 「ウィークエンド・ピース」監督・脚本:大嶋拓
③ 「うずもれ」監督・脚本:永野敏
④ 「ポイント」監督・脚本:モリヒト
⑤ 「そういうことなんだ」監督・脚本:小松知有
⑥ 「一番列車が出る前に」監督・脚本:斉藤理香
⑦ 「部屋 / 形態」監督:石田尚史
⑧ 「フォールグラウンド」監督:小沢和史
⑨ 「非在者」監督・脚本:三宅流
⑩ 「向日葵」監督・脚本:三梨朋子
主催:FUJINO映像TRIP '99実行委員会(代表:三梨朋子)



10. きのこぷらんにんぐ
日時:1999年6月1日(火)〜2000年3月31日 (金)
会場:県立藤野芸術の家クリエーションホール、会議室、野外
内容:藤野アート・リバー計画/アートきのこ商店街2/大幻燈会/げきだんはてな「いきててよかった」/FUJINO LONLY HEARTS CLUB/NATURUL Dyeing & Craft展/「繭車の糸」展/「横山薬品改造計画」1999
主催:きのこぷらんにんぐ(代表:浦嶋司)



11. 第8回村歌舞伎公演
日時:10月3日(日)
会場:藤野町立日連小学校体育館
内容:町の伝統芸能である「村歌舞伎」の第8回公演。年々演技力が増してきており、多くの観客から熱い声援を受けていました。また、「子供歌舞伎」も普段の稽古の成果が十分に発揮され将来が楽しみです。
「寿式三番叟」「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段
「仮名手本忠臣蔵七段目」祇園一カ茶屋の湯
「子供歌舞伎(踊り)」奴さん、 かっぽれ
主催:藤野歌舞伎保存会(代表:佐々木照夫)



12. 赫の会
日時:10月8日(金)~11月5日(金)
会場:レストラン喫茶「風里」
内容:水彩画20点と木版画12点(2000年カレンダー制作)の展示
主催:赫の会(代表:加藤せき)



13. ぐるっとお散歩篠原展
日時:10月9日(土)~10月10日(日)
会場:藤野町篠原地区
内容:篠原地区は、伝統と自然を背景にすばらしき仲間が毎日を楽しく豊かに暮らす山里です。篠原にはいろいろと見てもらいたいもの、感じてもらいたいものがあり、そこで生まれたのが「ぐるっとお散歩篠原展」です。 篠原をのんびりと歩いて廻ってもらい、じっくり味わってもらうふれあいいっぱいの不思議な展覧会。
手漉き和紙による写真展/紙渡きワークショップ/木を使ったワークショップ/スタンプラリー/コンサート会場の公開制作(9日)とコンサート(10日夕刻)/地場產品の販売/在住作家の自宅展など
【コンサート出演者】
お母さんたちのウクレレバンド「茶歌歩歌·ちゃかぽか」/吟遊の唄人「ガイネ」/弓による演奏「遠藤芳晴」
主催:ぐるっとお散歩篠原展実行委員会(代表:三宅岳)



14. 陶釉舎陶芸展
日時:10月9日(土)~10月17日(日)
会場:陶釉舎(篠原地区)
内容:藤野町の篠原地区にある陶芸工房「陶釉舍」の普段の活動の成果を来場者に公開展示。確井直弘、吹田千明の陶芸作品展示および陶釉舍の生徒制作作品展示。
主催:陶釉合(代表:碓井直弘)



15. クライン山の国まつり
日時:10月10日(日)~10月11日(月)
会場:日影原市農園 奥牧野メセナ(奥牧野地区)
内容:市民農園を母体とし、「花と緑と芸術」をテーマに市民農園を中心とした里づくりの祭典。
手作りお鏡頭コンニャク販売&作り方教室(指導:加藤光子)/クラフト講習会(指導:秋山恵美子)/クラフト展示/クラフト・折り紙展示(東條毅/東條妙子/小俣ナミネ)/ガルデンフリーマーケット/岡村陽子オープンアトリエ/ガルデンフリーマーケット名物がルデン焼きそば/ハーブクラフト. ハーブパン販売/ハーブ草木染め1日体験教室(指導:上野八重子)/ケーナ&オカリナ演奏
主催:クライン山の国里まつり建設委員会(代表:加藤清次)



16. 和竿美術館 秋のイベント
日時:10月23日(土)~11月3日(水)
会場:牧野地区 和竿美術館
内容:日本でも珍しい「和竿美術館」において秋に行われるイベント
秋の和竿展/本になった作品展/クラフト教室/在住陶芸家展
主催:和竿美術館(代表:鈴木啓弐)



17. 絹の里織物展
日時:10月29日(金)~31日(日)
会場:奥牧野改善センター
内容:奥牧野地区の伝統産業であった養蚕の生産・加工の全工程を展示し、当時の地域の暮らし、生活を検証しながら、生活文化を掘り起こし、町外の人々と広く交流する。絹製品の展示および販売、絹製品生産器具の展示、地元農産物の直販。
主催:奥牧野 絹の里展(代表:加藤一郎)



18. 勝窯陶房展
日時:10月29日(金)〜11月3日(水)
会場:清水勝工房(菅井地区)
内容:生活の中で使う雑器が中心の清水勝作陶展と土曜陶芸会作陶展
主催:清水勝工房(代表:清水勝)



19. 親業実演劇「ぼく、メダカ殺しちゃう!!」
日時:10月31日(日)
会場:県立藤野芸術の家
内容:「親業」は、臨床心理学者トーマスゴードン博士が提唱された「親としての役割を効果的に果たすための訓練」という意味です。わかりやすい形で親子のコミュニケーションを学べる劇。
【ストーリー】
両親の言葉に傷つき、 飼っているメダカを殺してしまいたい衝動にかられる男の子。マラソン大会に出るのを嫌がる娘と参加を強いる母親という日常生活の一コマを通じて、 親と子の心通う対話の可能性と、より良いコミュニケーションの取り方を劇の中で提案していく。
【出演】さなえ劇団
主催:子どもと話そう実行委員会(代表:彌永美加)



20. 秋の芸術祭
日時:11月1日(月)〜11月3日(水)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール、会議義室A・B
内容:町民の文化交流を深めるための発表・展示を目的とした芸術祭。
発表(三味線/囃子/コーラス・ピアノ/舞踊/健康体操/カラオケ/詩吟)
展示(書道/水墨/佛句/刻字ほか)
主催:藤野町文化協会(代表:山ロ千三)



21. 芸術の小径
日時:11月3日(祝)、6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)
会場:名倉・葛原地区一帯
内容:今回初めて参加する複合企画事業。葛原地区に在住の芸術家や陶芸家、地元農家を巻き込んだ芸術の村の中の「もうひとつの芸術の世界」
森のスタジオコンサート
会場:一本松サロン
出演:鎌月良子(ソプラノ)/土田啓四郎(ピアノ)
飯田四郎(新制作協会)絵画展示 「天上の詩」(1996)ほか
主催:芸術の小径(代表:伊藤汐路)



22. ヒッコリーの手作り屋さん
日時:11月3日(木)~11月19日(日)
会場:舘岡宅
内容:藤野在住の主婦たち(ヒッコリー)による作品展
手作り小物/コットン小物/つるのカゴ/クリスマス用品の展示即売/ミニコンサート
主催:ヒッコリーズ(代表:舘岡白月)



23. 第5回ダンスフェスティバル
日時:11月6日(土)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:町内外のダンスサークルの発表とダンスを通じた文化芸術活動の普及と向上、および健康増進。5周年を迎え、社交ダンス、レクダンス、フラメンコダンスなどの発表。
あじさいダンスサークル/梁川ダンスサークル/タウンユースダンスサークル/メセナダンスサークル/花水木ダンスサークル/秋山ダンスサークル/牧野ダンスサークル/レクダンスサークル/フラメンコダンスサークル
主催:ダンスフェスティパル実行委員会(代表:加藤久雄)



24. もみの木会展
日時:11月10日(水)~15日(月)
会場:県立藤野芸術の家
内容:もみの木会グループの親睦及び作品成果。トールペイント・カントリードールの展示80点。
主催:もみの木会(代表:加藤茂美)



25. 水源地河川を考える「川と文化」
日時:11月14日(日)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:川が文化を育んできたことを背景に、人間と川との優しい結びつきと、そこから育まれる文化をもう一度見直す。
シンポジウム「川と文化を考える」/「川と文化」と「川の恵み」についての基調講演とパネルディスカッション
主催:共生ネットワークふじの(代表:石井孝)



26. 重石絵画サークル作品展
日時:11月22日(月)~29日(日)
会場:県立藤野芸術の家 音のプロムナード
内容:重石晃子の絵画サークル会員の絵画作品の展示
主催:重石絵画サークル(代表:丘修三)



27. 森のオペラコンサート
日時:11月23日(祝)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:オペラの名曲の数々にのせて繰り広げられるたのしい物語。
鎌月良子(ソプラノ)/土田啓四郎(指揮)/コールヘリテイジ男性合唱団
主催:森のコンサート(代表:鎌月良子)



28. ふじの音楽祭
日時:11月28日(日)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:藤野町在住者による音楽愛好家の演奏会
コスモス会/わかくさclub(手話コーラス)/秀寿蔵会/M.F.B /DAN & FELLOWS/LUCIR/茶花歩歌/藤野ハミングバード/オカリナ藤野/フジノモンテ
主催:藤野町文化協会/ふじの音楽祭実行委員会



29. こども文化祭
日時:12月12日(日)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:子供による合奏・合唱の発表とピアノソロコンクール
主催:こども音楽祭実行委員会



30. 創作人形劇「ノジーフものがたり」 -妖精たちの宴-
日時:2001年1月22日(土) 、1月23日(日)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:人形と人間が織り成す幻想的な創作劇
2000年に一度生まれ変わる不思議な桜の木。ノジーフ(妖精)たちはその夜一晩だけ、地上に出ることができる“ミレニアム・リバース"宴の準備をしていた。ところがその不思議な桜の木に不吉な影が忍びより"にごり鬼"も復活。ノジーフたちは力を合わせて"にごり鬼"と闘い、月の光によって倒す。しかし、桜の木は枯れてしまった。そこでノジーフの長老は自ら桜の木の精へ戻り、不思議な桜の木はたくさんの花を咲かせた。
主催:げきだんはてな(代表:鈴木亮)



31.「トールペインティング&純銀製のアクセサリー」第1回作品展
日時:2001年3月4日(日)
会場:県立藤野芸術の家A・B会議室
内容:実用小物にアクリル絵の具でペイントするトールペインティングと粘土状になっている銀を造形・焼成してつくり上げる純銀製アクセサリーの作品展。
主催:レ・メルベイユ(代表:尾崎千恵美)



32. 藤野写真クラブ(藤野の四季写真展)
日時:2000年3月23日(土)~3月31日(日)
会場:県立藤野芸術の家 音のプロムナード
内容:半切および 四切パネル 30数点の展示
主催:藤野写真クラブ(代表:富山泰佑)



33. WAKAKUSA MUSIC FESTIVAL 2002
日時:2002年3月30日(土)、31日(日)
会場:県立藤野芸術の家 クリエーションホール
内容:ピアノの音色に魅せられた音楽好きの仲間の祭典
主催:若草会音楽教室(代表:内藤久子)



34. 記録ビデオ製作「藤野に疎開した画家たち」
日時:2001年4月1日~2002年3月31日
会場:藤野町
内容:芸術村の起源である疎開芸術家について、名前は知っていてもいつ疎開していつ移転したかという正確な月日は、回想録でも曖昧になっています。また、彼らが地元の人々とどう関わっていたのかは、断片的にしか伝わっていません。そこで、画家である中西利雄没後50年の記念の年にあたる昨年より、画家、疎開先の家の方々を訪ね、残された作品と記録を取材させていただきビデオ作品を製作しています。
主催:映像プロジェクト21(代表:樫喜代志)