1 ねらい
相模川とその沿岸地域を21世紀へ良好な環境として引き継いでいくため、「水とみどりと文化豊かな人間性回復ゾーン・相模川」をめざし、かながわの県土の骨格として、自然環境基盤である「相模川ベルト」を形成するとともに、沿岸の都市機能集積と都市間相互の有機的連携をはかる社会環境基盤である「相模軸」の形成をはかります。
2 内容・構成事業
(1) 地域形成の基盤となる相模川を中心とした優れた自然環境を保全・創造します。
(2) 地域特性をいかしながら、快適な生活環境の確保と活力あるまちづくりをめざします。
(3) 歴史的・文化的遺産の保全と新しい沿岸文化を創造し、表情豊かな魅力ある郷土づくりをめざします。
3 推進方法
(1) いきいき未来相模川プランは、2025年(昭和100年)を見通した計画として、県、市町、民間の役割分担を明確にし、相互の連携を十分にとりながら推進します。
(2) 事業の効果的な実施をはかるため、県、市町、民間等で構成する「いきいき未来相模川プラン推進協議会」において、総合的な調整、推進をはかります。
(3) 県は、七つの拠点におけるモデル事業の実施、各種イベントの開催等PR事業を先行的にすすめます。
(4) 構成事業については、優先度、熟度等を考慮して短期、中期、長期の事業実施プログラムを設定して実施し、段階的、効果的な推進をはかります。