会期は2020年10月31日~11月12日。飲食は諦め、お弁当を用意して販売しました。展示会場は、元野山の食堂の建物とテラス。その裏にある庭と、庭からさらに奥にすすんだところにある長い階段。さらにその階段を降りたところにある公共施設「芸術の家」の廊下などでした。野外展示をメインとし、建物内も窓を全開にして、常に換気がされている状態を心がけました。
私も会場に足を運びましたが、基本的な感染対策は施しつつ、堅苦しさはまったくありませんでした。そして、とても明るく開放的な空間は、文字どおりのいろとりどりな展示で溢れていました。絵や立体作品、インスタレーションにマスクなどの商品の販売。作品点数はもはや主催者も「よくわからない」ほど。参加者数で考えても、ゆうに100人を超えていました。
そして最大の特徴は、障がい者だけでなく、高齢者施設のお年寄りから保育園の子どもたち、在住芸術家まで、多様な人々が参加し、作品を出品していたことです。