語り合う石たち

1つの石柱を石膏型取り、陶泥黏流し込みにて相似形の陶柱を製作。地面に埋め立て、対話空間を構成する。当初の設置時は、すべての石柱は内側を向き、対話形に並べれていた。鑑賞者も自ら参加する感覚を共有する様にセットされた。その後、一度、人的破壊行為あり。2本ほど折られ、数本が倒された。応急補修後、現在の形に並べ替えられた。変更の理由は不明。並べ替え変更により、サークル上の濃密な対話空間から放散型の空間への変化した。本体構造:陶泥黏流し込み成型焼成による陶柱は、肉厚およそ30mmで中空。中央部に補強リブあり。基礎コンクリートに異形鉄筋支柱(D22)1本を直立埋設。陶柱オブジェを上から差し込み、基部にて接着固定。